
株式会社西武ホールディングスの第20回定時株主総会が24日、埼玉・所沢市内で開催された。
株主からは、昨季91敗から巻き返しているチームへの評価の声も上がった。
ある男性株主はオフに外部招へいした鳥越、仁志、大引の各コーチとスタッフ入団から昇格した広池本部長を“外様四銃士”と表現し「すごくいい仕事をされている」と絶賛。「この成績を含め西口監督、本部長以下全員のコーチスタッフの来年契約をすぐやっていただきたい」と要望した。
奥村剛球団社長(57)は株主も含めファンからの声援への感謝を口にした上で「今シーズンの人事については、チームにとって今シーズンのベストと考える布陣で臨んでおります」と回答。「昨年からの再建と今年からの飛躍を大いに期待しているところでございます」とフロントから現場への期待も口にした。
株主からの“続投”要請については「今後もスタッフの人事、チーム編成等、様々な観点より常に優勝争いができるチーム作りに努めてまいります」とのみ話した。
回答の最後に「株主様をはじめファンの皆さまの温かいご声援が選手たちの何よりのモチベーションにつながり、励みになっております。選手たちは勝利を目指し一生懸命全力でプレーをしております。ぜひ温かく見守りいただきまして、ご声援をいただければ幸いに存じます。どうぞよろしくお願い申し上げます」と添えると、株主たちからは拍手が上がっていた。