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札幌ドーム2期ぶり黒字、コンサドーレ公式戦などで売上増もアマチュア大会の利用は市から補助金


株式会社札幌ドームは、新社長に阿部晃士氏が就任したことを発表し、同時に2023年度決算で約4200万円の黒字を達成した。前年はプロ野球日本ハムの本拠地移転により、6億5100万円の赤字を計上していたが、イベント開催日の増加や命名権契約の締結により売上を伸ばした。特にコンサドーレ札幌の試合やeスポーツの大会が黒字化に貢献した。ただし、現在の利益は札幌市によるアマチュア大会の減免補填が大きく影響しており、新社長は自立経営を目指しながらも市の支援とのバランスが難しいと述べている。今後は経営の安定とさらなる収益増加を目指す。

株式会社札幌ドームの新社長に就任し、会見に出席した阿部氏(撮影・保坂果那)

大和ハウスプレミストドームを運営する株式会社札幌ドームは23日、札幌市内で株主総会を行った。24年度の純利益は約4200万円で2期ぶり黒字決算となった。23年度はプロ野球日本ハム本拠地移転の影響もあり、開業以来最多となる6億5100万円の赤字を計上していた。新社長に就任した元JTB北海道広域代表の阿部晃士氏(56)は「第2の創業という意気込みで取り組んでいく」と、安定的な経営を目指す。

コンサドーレ札幌の公式戦、eスポーツの世界大会など、イベント開催日数の増加や、命名権契約の締結があり、約5億1500万円の売上高増によって黒字化。ただ、アマチュア大会での利用には札幌市からの減免補填(ほてん)補助金が投入されている。同氏は「市の援助をもらわずに単体で黒字を出していくことを目指していくが、なかなかそういう訳にはいかない。全部が興行でいいのか。だったら100%民間にしてもいい。そのへんのバランス」と話した。

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