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【日本ハム】新庄監督「若い分ウチが有利」交流戦Vならずも公約達成に手応え「後半戦2勝1敗で」


セ・パ交流戦で中日ドラゴンズに敗れ、日本ハムは2007年以来の交流戦優勝を逃した。しかし、新庄剛志監督は「11勝7敗」でフィニッシュしたことに満足し、リーグ戦再開に向けて気持ちを切り替えた。新庄監督は「後半戦2勝1敗ペース」を掲げ、パ・リーグの強豪チームを相手に新たな目標を設定。交流戦では若い選手の活躍と、指揮官の柔軟なオーダーが功を奏し、手応えを得た。リーグ再開後の27日からは、この勢いを維持し、優勝を目指す意気込みを示している。

中日対日本ハム 6回表終了、新庄監督(左)は選手交代を告げる(撮影・森本幸一)

<日本生命セ・パ交流戦:中日4-1日本ハム>◇22日◇バンテリンドーム

交流戦はV逸でも、ペナントレースは譲らない。日本ハム新庄剛志監督(53)がリーグ戦再開へ向けて、早くも気持ちを切り替えた。中日戦(バンテリンドーム)に敗れて07年以来の交流戦優勝は逃したが、公約通りに「11勝7敗」でフィニッシュ。リーグ首位を堅持し、“セ界”との戦いぶりに手応えを得た指揮官は「後半戦に向けて2勝1敗ペースで行きたい」と宣言。群雄割拠のパ・リーグを勝ち抜く新たな目標を立てた。

   ◇   ◇   ◇

初タイトルには、あと1歩、届かなかった。新庄監督は「11勝7敗に合わせるために負けたわけじゃないからね。精いっぱい戦って、たまたま」。中日との3連戦3戦目は、相手に意地を見せられて完敗。交流戦の優勝賞金3000万円を獲得し「裏方さんの人たちに渡したい気持ちはめちゃくちゃある。取りに行きますよ。マジで」と気合も入っていたが、思い通りの展開にはならなかった。

それでも「十分じゃないですか」。27日のリーグ戦再開へ向けて大きな手応えを得た3週間だった。最初の阪神、DeNAには1勝2敗と負け越しも、ヤクルトに3連勝、広島と巨人と中日には2勝1敗で勝ち越した。「後半戦に向けて2勝1敗ペースで行きたいですね、ずっと。この交流戦の4カードの流れは、すごくいい。チームも乗る」。早速、交流戦明けの新たな目標を立てた。

堅実な数字を掲げたのは「パ・リーグは全球団一緒のレベルで戦っている」からだ。2位とのゲーム差は、交流戦前と変わらず2・5のまま。ライバル5球団の交流戦の戦いも分析した上ではじき出す“勘ピューター”では「抜け出せないでしょ、まだ。こういう感じがずっと続くと思いますよ。他もピッチャーいいからね」と分析する。だから、まずは2勝1敗。毎カード、勝ち越しが目標だ。

達成する自信も、もちろんある。「僕の作戦でやってれば勝つんで。(選手が)しっかり決めてくれたら、勝たせますので。(スタメンの)オーダーをガラッと変えても、やっぱり僕の計算が合ってたっていう戦い方をしてくれて、勝ってるじゃないですか」。強力な先発投手陣に加えて、指揮官が組む日替わりの“最善オーダー”が機能したからこそ、交流戦では4つの貯金を上積みした。「(選手たちが)若い分、ウチがちょっと有利かな。体力的な問題でね」。勝負の夏を思惑通りに勝ち進んで、リーグ優勝はどこにも渡さない。【木下大輔】

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