
<カブス10-7マリナーズ>◇21日(日本時間22日)◇リグリーフィールド
マリナーズのカル・ローリー捕手(28)がメジャー最速で今季30本塁打に到達した。
敵地でのカブス戦に「3番捕手」で出場し、4点を追う9回先頭で、救援右腕パレンシアの99マイル(約159キロ)フォーシームを逆方向の左中間スタンドに運ぶ今季30号ソロ。前日20日には2本塁打を放っており、この2試合で3本目の量産となった。
MLB公式データによると、スイッチヒッターがオールスター戦前に30本塁打に到達するのは、ローリーが史上初。チームの75試合目での30本到達は、2001年のバリー・ボンズ(ジャイアンツ)とルイス・ゴンザレス(ダイヤモンドバックス)以来の最速。マリナーズでオールスター戦前の30本到達は、ケン・グリフィーに続き球団史上2人目となった。
本塁打王争いはこの試合終了時点でローリーが両リーグトップ。ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手(32)が27本で同2位、ドジャース大谷翔平投手(30)が25本で同3位につけている。