
右肘の炎症で開幕から負傷者リスト(IL)入りしているパドレスのダルビッシュ有投手(38)が20日(日本時間21日)、本拠地ペトコパークで試合形式の練習に登板した。前回の投球から中5日となる。
地元紙サンディエゴ・ユニオン・トリビューン電子版によると、2回相当、延べ6人を相手に計39球を投げた。ニエブラ投手コーチは「状態は良さそう。球速も出ていた。93、94マイル(約150、151キロ)くらい」と投球を評価し、今後については「明日の状態や感触を見てから次のプランを決める」とした。
今年でメジャー14年目のダルビッシュはキャンプ中に右肘の軽い炎症が判明し、開幕からIL入り。5月14日に傘下3Aで実戦復帰し4回を投げたが、登板後の回復が思うようにいかず、その後しばらく本格的な投球練習を控えていた。今月14日にアリゾナ州の球団施設で試合形式の練習に登板し、打者相手の投球を再開していた。