
<日本生命セ・パ交流戦:DeNA0-3西武>◇17日◇横浜
DeNAトレバー・バウアー投手(34)が西武今井達也投手(27)を称賛した。打線が球団ワーストを更新する17三振を喫して今季10度目の完封負け。打った安打は牧の2安打のみで佐野と松尾以外のスタメン全選手が三振を奪われ、5連敗に沈んだ。
バウアーも中4日で127球を投げて、9回途中7安打3失点10奪三振と粘投するも、5敗目を喫した。
今井は試合前からヒーローインタビューでもバウアーへの憧れを明かしており、バウアーは「とてもうれしい言葉。逆に私の方が彼から学ばないといけないところがある」と話した。
今井のすごさについて「投げるアングルが低く、真っすぐの軌道も他の投手にはない。コマンドも素晴らしく、真っすぐの中でも緩急が使えて、まるでポール・スキーンズ選手(パイレーツ)のようなスタイルだと思います」と昨季メジャーで新人王に輝いた剛腕を例に挙げて称賛。さらに将来的なメジャーでの活躍についても「間違いなくメジャーでいつかプレーできる投手だと思います」と太鼓判を押した。