starthome-logo 無料ゲーム
starthome-logo

【オリックス】森友哉の活躍が励みに…がんと闘う同級生の福森大翔さん「いつかまた、トモと…」


大阪桐蔭野球部の同級生である福森大翔さんが特別始球式を務め、希少がんと闘う中で力を共有した感動的なエピソードがオリックス対巨人の試合で展開されました。試合後、お立ち台で涙を流した森友哉選手は、特別な始球式でノーバウンド捕球を果たし、安堵の抱擁が交わされました。病と向き合う福森さんは、森選手のお見舞いを通じて生きる力をもらい、直筆メッセージ入りバットに癒されました。福森さんは「森選手とまた野球がしたい」と願いながら、副作用の強い治療に挑んでいます。彼の姿勢に森選手も力をもらい、シーズンを通して全力で戦うことを誓いました。

オリックス対巨人 始球式を終え、写真に納まる福森大翔さん(右)とオリックス森(撮影・藤尾明華)

<日本生命セ・パ交流戦:オリックス8-3巨人>◇15日◇京セラドーム大阪

オリックス森友哉捕手(29)がお立ち台で涙を流した。

「今日始球式で…ひろとが(涙)ひろとが投げたんですけど、僕たちがシーズン最後まで負けない気持ちで頑張ります。ひろとも頑張ってください」。

この日は大阪桐蔭野球部の同級生で、希少がんと闘う福森大翔(ひろと)さん(29)が特別始球式に登板。捕手役としてノーバウンドで捕球し、抱き合った。

   ◇   ◇   ◇

福森さんは昨秋の3度目の手術後、お見舞いに訪れた森の前でボロボロと大粒の涙を流した。「たかが『お見舞い』かもしれませんが、生きるための、パワーとなる感情をもらいました」。直筆のメッセージ入りバットも受け取った。少しの間、バットを抱きしめて眠った。「力をもらいたくて」。病室の窓際に立てかけ、朝起きると朝日に照らされるバットに癒やされた。

「トモ、めっちゃ真面目ですよね?」。現状維持に満足しない森のプロフェッショナルぶりに頭が下がるという。「治療で一喜一憂しても、頑張れる。自分もいつか報われたら」。森の一生懸命な姿を励みに、副作用の強い抗がん剤治療とも向き合えている。

懸命に治療を続ける福森さんの姿に、森も力をもらっていた。「本人が一番苦しいのに、今も前向きに頑張っている」。2人には夢がある。福森さんは言う。「いつかまた、トモと野球がしたい。そして、みんなに応援される森友哉であってほしい」。【中島麗】

    Loading...
    アクセスランキング
    game_banner
    Starthome

    StartHomeカテゴリー

    Copyright 2025
    ©KINGSOFT JAPAN INC. ALL RIGHTS RESERVED.