
<日本生命セ・パ交流戦:楽天3-2阪神>◇15日◇楽天モバイルパーク
阪神が2日連続のサヨナラ負けで悪夢の6連敗を喫した。今季4度目で、今回の敵地6連戦で3度目という惨状だ。
藤川球児監督(44)の執念継投も実らなかった。湯浅京己投手(25)が、イニングまたぎで敗戦投手となった。
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▼リーグ首位の阪神は6連敗したにもかかわらず、2位DeNAとのゲーム差は交流戦に入る前と同じ2・5のまま。セ・リーグの上位4チームの交流戦成績は、広島の6勝6敗が最高で、阪神、DeNAが5勝7敗、巨人が3勝7敗1分けと負け越している。阪神が勝てばライバルも勝ち、負けるとライバルも負けるケースが多く、交流戦中、いったん今季最大の3・5まで開いたゲーム差は、6連敗中も1しか縮まらず2・5のまま。差が開きもせず、縮まりもしない珍しい状況で首位を守っている。