
<ドジャース11-5ジャイアンツ>◇14日(日本時間15日)◇ドジャースタジアム
ドジャースがジャイアンツとの同率首位対決を制し、再びナ・リーグ西地区単独首位に浮上した。
初回、大谷翔平投手(30)の11試合ぶりとなる24号先頭打者本塁打で先制。2回にはパヘス、コンフォート、ベッツの適時打などで一挙5点を奪ってリードを広げた。
7-0の6回には大谷がこの日2本目、メジャー通算250本塁打となる25号ソロをマーク。マルチ本塁打は5月30日のヤンキース戦以来、今季3度目だった。この回にテオスカー・ヘルナンデスも3戦連発の13号2ランを放ち、2ケタ10得点を奪った。
投げてはレジェンド左腕カーショーが今季自己最長の7回を3安打1四球無失点5奪三振と好投し2勝目。通算214勝とし、史上20人目の通算3000奪三振まで残り「12」とした。
試合後にグラウンドで地元中継のインタビューに応じたT・ヘルナンデスは、打撃の好調ぶりについて「感触は良いよ。ストライクゾーンの球を待って、フェアゾーンに飛ばそうと意識している」とコメント。カーショーの快投には「全盛期の、サイ・ヤング賞投手の投球だよ。素晴らしかった。我々もいくつか守備で良いプレーがあったけど、彼は自分の思い通りのボールを投げていて、本当に良いピッチングだった」とたたえ、大谷の11試合ぶりの本塁打には「僕たちは彼がホームランを打つことになれてしまっているから、少し時間がかかったような気はするけど、彼は戻ってきたよ」と笑顔で喜んだ。