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【西武】西口監督「キャンプからずっと練習」山田陽翔と古賀悠斗のサインプレーが成功/一問一答


西武は阪神との試合で4-1の勝利を収め、3連勝を達成しました。試合の鍵は練習で培ったサインプレーで、特に8回に山田陽翔投手と捕手古賀悠が見せたけん制プレーが効果的でした。監督の西口文也は、キャンプからの練習の賜物と称賛しました。先発の菅井信也は5回1失点の安定した投球を見せ、ノビンや長谷川信哉の活躍で得点を重ねました。この勝利により、チームはセ・リーグ首位の阪神に対する勢いを示し、今後の試合への自信を深めています。

西武対阪神 勝利した西武西口監督(右から2人目)(撮影・宮地輝)

<日本生命セ・パ交流戦:西武4-1阪神>◇12日◇ベルーナドーム

西武は3連勝で阪神をくだし、今季3度目の主催試合同一カード3連勝を飾った。

キャンプから練習してきたサインプレーがここぞで生きた。

3点リードの8回、4番手で高卒3年目の山田陽翔投手(21)が登板。安打と2四球で1死満塁を招き、迎えた5番大山との対戦。カウント1-0の2球目、捕手古賀悠が真ん中に構えたグラブを閉じると、山田はすぐさま一塁へけん制した。一塁手タイラー・ネビン外野手(28)は飛び出していた一走佐藤輝を素早くタッチ。不意を突いたけん制死となり、相手の追い上げムードを振り切った。

西口文也監督(52)は「あれはもう守備陣で。キャンプからずっと練習はしてきた。本当にいいところで使ってくれた」とサインプレーを成功させたナインを褒めたたえた。なおも2死二、三塁で大山を遊ゴロに打ち取り、大ピンチを無失点で切り抜けて勝利につなげた。

先発菅井信也投手(21)は5回1失点で5勝目。打線は先制された直後の初回にネビンの中前適時打で追いつき、2回に長谷川信哉外野手(23)の左前適時打で勝ち越しに成功し、その後も得点を重ねてリードを広げた。

西口監督の一問一答は以下の通り。

-試合を振り返って

やっぱり初回取られた後にね、すぐ取り返したっていうとこがね、やっぱり一番大きかったかなっていう風に思います。

-菅井は立ち上がり森下に1発浴びたが、最少失点で切り抜けた

立ち上がりはね、球威も出てていいんじゃないかなっていう風には見てましたけどね。

-5回1失点

やっぱり森下君にホームランを打たれた次の打席、ストレートのフォアボールね。あそこはちょっといただけない。やっぱりね、打たれた次のね、打席でしっかりとね、やり返してほしかったかなと。ていうかね、本当に攻めていってほしかった。ストレートのフォアボールっていうのをね。ほんとに向かっていってほしかった。

-6回から捕手を古賀に代えたのは

そうですね。普段ね、ずっと後ろのピッチャーの球をね、古賀がずっと受けてるっていうのもありますしね。今日は牧野で菅井のリード自体はよかったですけどね、打席の方があまりよろしくなかったんでね。ちょっと気持ち落ち込んでるんじゃないかなっていう風にも思ったんでね。代えました。

-今日は7回ウィンゲンター、8回に山田

いや、まあ、先にしんどいところで、甲斐野を使ったんでね。その後のこととか、ランナーのこととか、バッターのことを考えてそういう順番になりました。

-山田はピンチを迎えたが、一塁けん制で刺したことをきっかけに無失点で切り抜けた

本当にあそこはよく0で帰ってきたと思います。はい。

-投げる以外の細かいプレーも山田はたけてる

やっぱり守備に関してもそうですしね。本当にセンスがあって。

-ファーストのネビンは守備でいいプレーがあるとピッチャーより先にガッツポーズする

いつもああやってね、ほんとに気持ちのこもったね、はい、プレーと言いますかね。やってるんでね。はい。ほんとに頼もしい。

-この3連戦、1イニングで2点を失った試合が1つもなかった

そうですね、失点はね、あったとしてもね、ほんとに最小失点で切り抜けられたっていうのがね、タイガース戦3連勝につながったんじゃないかなっていう風には思います。

-12球団で唯一勝率6割を超える阪神タイガースとの3連戦が終わりました

そうですね。本当に毎日言ってますけどね、広島で3連敗した後、ここ大事なところでね、ほんとに3連勝できたっていうことはね、チームにとってもね、大きいと思います。

-長谷川がよく打った。開幕から使ってきた。打率も戻してきた

ずっと我慢してるんでね、そろそろ頑張ってもらわないと。はい。最近はね、ホントいいところで打ってくれているので。徐々に徐々にではありますけどね、よくなってきているんじゃないかなとは思いますけど。

-サインプレーのところ。西口監督のサインか

あれはもう、守備陣で。そこはね、キャンプからずっと通して練習はしてきてるんで。本当に、いいところで使ってくれて、よくアウトにしてくれた。一発で仕留めないとね、意味がないんでね。

-誰もがホームに集中するところでやるというところ。キャンプから大事にしてきたところ

そうですね、やっぱりしんどい時にね、ああいうプレーが出るとね、ピッチャー自身もね、ある意味楽になりますしね、良かったです。あそこは本当に。

-応援もすごい歓声。ベンチからも声が聞こえないところだと思うが。タイミング含め良かったのでは

そうですね、まあもう、声援というのはね、今回この3連戦ね、うちのファン含めね、タイガースファンもね、ここという時には本当に、大きい声が出てるんでね、その声に負けないようにね、声だけじゃなくていろいろサインをやって結果だと思いますね。

-中村剛の途中交代は。死球の影響はどうか

痛いだけみたいです。大丈夫です。大丈夫です。

-交流戦は去年4勝。折り返しで5勝目

いやいや、毎回言っているように去年のことは全く考えてないので。ほんとに広島3連敗して、この阪神のところは本当に大事な3連戦になると思ってたんで、ここで3つ取れたということはね、本当に大きいと思いますね。選手自身もまたね、明日からの中日戦に勢いに乗っていけるんじゃないかなと思います。

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