
<日本生命セ・パ交流戦:楽天-阪神>◇14日◇楽天モバイルパーク
阪神大竹耕太郎投手(29)が楽天戦約6年ぶり勝利の権利を得て降板した。5回を4安打1四球3奪三振で1失点の好投だった。
4回までは2死一、三塁のピンチを背負った2回以外3者凡退の無失点投球。2点リードの5回は2死一、二塁から村林に中前適時打を浴びて1点を失うも続く小深田を二ゴロに抑えて同点とはさせなかった。
試合前時点での対戦成績は通算で防御率1・09だった相手を最少失点で抑えた。
勝利投手となればソフトバンク時代の19年5月2日以来2度目の楽天戦での白星。楽天モバイルパークでは初の勝利となる。
雨天で投球した雨男の大竹は「チームの連敗をなんとか自分で止めたかったので先制点は与えないと強い気持ちで臨みました。悪天候でコンディションの悪いなかどう投げていくかを考えて投球することができました。球数も多くなってしまい5回で交代となってしまいましたが、あとは中継ぎのみんなに任せて応援します」とコメントした。