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長谷部誠コーチが万博でイベント参加 2チーム帯同の指導者1年目に「やりがいしかない」


元日本代表MFで現在日本代表とフランクフルトU-21のコーチを務める長谷部誠氏が、大阪・関西万博のドイツパビリオンで開催されたトークイベントに登場した。多くのファンが集まり、ドイツ・ブンデスリーガでの選手時代や自身の考え方について語った。長谷部は海外移籍の苦労について「言葉や食事など大変だが、困難を乗り越えることで成長できる」と述べた。また、ドイツパビリオンのマスコットとして選ばれたことを光栄に思うとしながらも、「全く似ていない」とユーモアを交えたコメントも。指導者1年目を振り返るとともに、来季も引き続き日本代表とフランクフルトU-21での指導を続ける意欲を示した。

大阪・関西万博でのイベントで自身を模した「カルチャーフレンズ・長谷部」とツーショットに収まる長谷部誠コーチ(撮影・永田淳)

元日本代表MFで、日本代表とフランクフルトU-21で指導する長谷部誠コーチ(41)が11日、大阪・関西万博のドイツパビリオンで行われたトークイベントに登場した。

開場前から多くのファンが行列を作り、立ち見客も出る盛況の中で、ドイツ・ブンデスリーガで戦った選手時代や、自身の考え方などについて1時間弱語り尽くした。

大歓声を受けて登場した長谷部コーチは「こんなに多くの方に集まっていただき、ありがとうございます。皆さんと一緒に楽しみたいと思います」とあいさつ。直前まで降っていた雨がやんだことに「かなりの晴れ男なんで」と話すと、会場から大きな拍手がわき起こった。

08年にドイツに渡った際には、直前までイタリアに移籍するつもりだったとし、ほとんど準備をしないままの移籍だったことを明かした。

現在は欧州へ移籍する選手が増えているが、そういった選手へのアドバイスを問われた際には「海外に行くというのは、言葉や食事、本当にいろんな大変なことが多い。結局そういうところで歯を食いしばって踏ん張れるかで、次の景色が見られるかどうかになる」と話した。

観客の中から選ばれたファンからの質問に答えるコーナーでは、うまくいかない時に大事にしている言葉を問われ「難しい状況、困難は辛いこともあるが、クリアした先の自分が成長している、もう一回り大きくなっている自分が見えると思うので、それを想像してやると、困難や壁が自分にとっての栄養になる」と回答。「日本代表監督のオファーがあればお願いします」というお願いには笑顔で応えた。

長谷部コーチは、文化を象徴するドイツパビリオンのマスコット「カルチャーフレンズ」にベートーベン、アインシュタイン、赤ずきんちゃんとともに選出されており、イベントには自身を模した「カルチャーフレンズ・長谷部」が登場。「これ言っていいんですかね?全く似てないんですよ(笑い)」と突っ込みながらも「なんで僕なんだろう?というのはあるんですけど、選んでいただいて光栄」とツーショット撮影にも応じた。

イベント後にはメディアの取材に応じ、指導者1年目を振り返って「全てがうまくいかないことだらけ。想像よりやることは多くて深い。久しぶりにうまくいかないことが出てきて、それが新鮮。またこういう経験ができているのはうれしい」とコメントした。

来季も継続するという日本代表とフランクフルトU-21の2チーム同行については「こんなに恵まれた環境はない。大変だと思うことはないし、やりがいしかない」と話し、充実感をみなぎらせた。【永田淳】

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