
<カージナルス3-7ドジャース>◇8日(日本時間9日)◇ブッシュスタジアム
サイ・ヤング賞3回のレジェンド左腕、ドジャースのクレイトン・カーショー投手(37)が5回6安打1失点と好投。今季5試合目で初勝利、通算213勝目を挙げた。
2回に3点の援護を受けると、持ち前のリズムの良い投球で4回まで無失点。5回に3長短打で1点を失ったものの、4-1と3点リードで救援陣にマウンドを託した。
試合後、報道陣に囲まれたベテラン左腕は、穏やかな表情で今季初勝利を振り返った。昨オフ以来、左足親指手術、左膝痛からのリハビリに専念。焦ることなく、じっくりと足場を固めてきた。
「これまでも登板ごとに前へ進んでいた。今日はカーブが良くなっていたし、スライダーもまずまず。制球が全体的に良かったことが、もっとも大きな要因だと思う。完璧ではなかったが、良くなっていると思う」
ドジャースひと筋で積み重ねた18年連続勝利を挙げても、さらに先を見据えていた。