
<ドジャース-メッツ>◇3日(日本時間4日)◇ドジャースタジアム
ドジャースのクレイトン・カーショー投手(37)が、289日ぶりの白星をかけて先発。3回まで3失点のピッチングを見せている。
1番リンドアを中飛に打ち取ったが、続くマルテに右前打、3番の強打者ソトは直球で捕邪飛に打ち取った。主砲アロンソの打席で暴投によりピンチを広げると、カウント1-2からカーブを中前に運ばれて先制を許した。2死一塁からニモはスライダーで空振り三振に仕留めた。
1回の失点直後に打線が4得点。2回は先頭テーラーに四球を与えたが、続くマウリシオをスライダーで遊ゴロ併殺。アルバレスを四球で歩かせたが、マクニールを左飛に打ち取った。
3回は先頭リンドアに中前打を浴びるも、マルテを投ゴロに打ち取り、1死二塁で主軸のソト、アロンソを迎えた。
序盤のヤマ場で、ソトに直球を右翼席に運ばれ1点差。アロンソは遊ゴロ、ニモは左飛に打ち取り、同点は許さなかった。
3回まで58球を投じ、4安打2四球3失点。最速は91・2マイル(約147キロ)だった。
通算212勝のレジェンド左腕カーショーは、昨年オフに左足のつま先を手術。5月17日(同18日)のエンゼルス戦で260日ぶりのマウンドに上がり、4回を5安打3四球5失点だった。
今季は試合前時点で3試合に登板して0勝0敗、防御率4・91。前回登板5月28日(同29日)のガーディアンズ戦では、5回1失点の好投も救援陣が逆転を許し、白星は持ち越しとなっていた。
勝利投手となれば、昨季8月18日(同19日)カージナルス戦以来、289日ぶりとなる。