
日本代表が8日、大阪・堺市内で、26年ワールドカップ(W杯)北中米大会アジア最終予選インドネシア戦(10日、パナスタ)に向けて調整した。
オーストラリア戦でキャプテンマークを巻いた鎌田大地(28=クリスタルパレス)は、勝負へのこだわりの重要性を強調した。
新戦力が多く並んだ中で、相手を支配し、日本らしいサッカーを展開。しかし試合終了間際の失点で敗れ、勝ち点0に終わった。「誰が出てもやりたいことはできるけど、結局は勝つ、勝たないが一番大事」と自戒を込めて語った。
世界最高峰のプレミアリーグを1シーズン戦ったからこそ感じることがある。「最後の質だったり、決めきるだったり、守るだったり、この世界のトップとぼくらを比べるとそういうところだけの差だと思う」と課題を指摘した。
今回は新メンバーが多く、自身はチームを引っ張る役割が求められる。
「気づいたのはすごく自分が年を取ったなということ。ボードを見たらぼくが一番上とかだったので年を取ったなと(主将の遠藤)航君の偉大さも感じた。一緒に頑張っていかないといけない」
オーストラリア戦の反省をしつつ、次を見据える。「しっかり切り替えて、次の試合勝てるように」と力を込めた。