
【パース(オーストラリア)4日=佐藤成】日本代表が26年ワールドカップ(W杯)北中米大会アジア最終予選オーストラリア代表戦(5日)に向けて試合会場で公式練習を行った。
公開された冒頭15分間では27人全員がピッチに姿を現し、リラックスした様子でボール回しなどのメニューを消化した。
昨年9月から継続的に選出されているDF高井幸大(20=川崎フロンターレ)は、3月のサウジアラビア戦に続くクリーンシートを目指す。
すでに突破を決め、前回から14人が入れ替わる中、高井は「常連組」として今回も呼ばれた。基準を示す存在だが、「自分の力を発揮できるようにいい準備をしたい」とまずは自身のパフォーマンスに集中する。
昨年10月にホームで対戦した際は、相手が5バックで守り固めてきた。敵地ではどのような戦いになるか読めない部分はあるが「いつもと変わらないプレーをしたい。落ち着いてボールを動かしたいし、守備でもボールを奪えるような守備をしたい」と普段通りを心がける。
メンバーがガラッと代わり、別チームのような空気感もあるが「日本代表としての誇りを持って頑張りたい」と勝ち点3をつかみ取りに行く。