
【パース(オーストラリア)4日=佐藤成】日本代表森保一監督(56)とMF遠藤航主将(32)が26年ワールドカップ(W杯)北中米大会アジア最終予選オーストラリア代表戦(5日)に向けて試合会場で公式会見に出席した。
すでにW杯出場切符を獲得した中で迎えるアジアのライバルとの一戦。メンバーは前回の活動から14人を入れ替えるなど、フレッシュな顔ぶれとなったが森保監督は「これまでの考えの通り、1戦1戦勝利を目指して戦うこと、そこに明日の試合も変わりない」と普段通りの姿勢を貫く。
新戦力の発掘と勝利。その両方を求めていく。「出場権を獲得した中で未来に向けても選手層を厚くする、チーム力をあげていくために日本にはこれだけまだまだ良い選手がいるんだということを見てくださっている方々、応援してくださっている方々にお見せしたい」と意気込んだ。
遠藤主将も「とにかく自分の良さを存分に発揮するのが最大のテーマ」と新戦力の持ち味発揮に期待。その中で「経験のある選手がどう機能させるか、この代表チームとしてどう勝利に持って行けるか考えながらやっていきたい」と自身の役割について言及していた。