
UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)準優勝のインテル・ミラノは3日、シモーネ・インザーギ監督(49)の退任を発表した。
今季は2連覇を狙ったセリエAでもナポリに勝ち点1差及ばず2位となり、5月31日(日本時間6月1日)の欧州CL決勝でパリ・サンジェルマンに0-5と大敗していた。
インザーギ監督はクラブの公式サイトを通じて「4年間の旅を終え、私のすべてを尽くしてきたこのクラブに別れを告げる時が来ました。私の頭の中の隅から隅まで、毎日インテルのことがありました。選手、首脳陣、クラブスタッフの全員がプロフェッショナル精神と情熱を持っていました。(中略)私を応援してくれた何百万人ものネッラズーリ・ファン(インテルサポーター)にひと言贈りたい。彼らは苦難の時に涙を流し、苦しみ、そして一緒に6つのトロフィーを経験した時には、笑って祝福してくれた。あなたたちのことは決して忘れない。頑張れ、インテル」とメッセージを伝えた。
現地メディアによると、サウジアラビアのアルヒラルの監督に就任することが決まっており、6月15日から始まるクラブワールドカップ(W杯)から指揮を執るという。