
<日本ハム0-1阪神>◇3日◇エスコンフィールド
阪神才木浩人投手(26)が8回4安打無失点の快投で、交流戦開幕白星をもたらした。
4回まで1人の走者も許さない完全投球。1点リードの8回には1死二塁の同点機を招いたが、まずは矢沢を空振り三振。その後2死一、二塁となり、3番清宮幸には3球真っすぐを続けて空振り三振を奪った。熱のこもった99球で今季5勝目。
「最後は今日のベストボールだなというぐらいのいいボールが行ったので。すごくいい緊張感というか、そういう試合だった。良かったと思います」と納得の表情を浮かべた。
23年から交流戦では6勝連勝中。パ・リーグ相手に今年も初戦から強さを見せた。この試合で5月20日巨人戦(甲子園)から、23回1/3イニングで無失点を継続。「やっぱりゼロで帰れるのが一番いい。それが継続できてるのはすごくいいこと。いつかは点を取られますけど、しっかり続けられるようにやっていけたら」。次戦も快投を狙う。
▽阪神梅野(才木を好リード)「(8回2死一、二塁で清宮を三振)しびれるね。本当に最後にベストボールが来た。勝ちをつかめるかつかめないか、土俵際でよう頑張ってくれた。ナイスピッチングです」