
<阪神-DeNA>◇27日◇倉敷
阪神才木浩人投手(26)が7回にピンチを招いて降板した。6回1/3を6安打4四球5奪三振で無失点の好投。6回まで味方打線も無得点で5勝目の権利は得られなかったが、後続を2番手及川雅貴投手(24)が抑えて敗戦投手となる可能性もなくなった。
5回まで毎回安打を許して走者を背負う投球。それでも3回に無死一、二塁からDeNA牧、佐野、オースティンを抑えるなど無失点投球を続けた。6回は1死から2者連続四球で1死一、二塁とするもピンチを切り抜けた。
7回は先頭バウアー、桑原に2者連続四球で無死一、二塁。牧を中飛に抑えて1死一、二塁としたところで降板した。悔しさをにじませながらマウンドを降りた。
後続はバトン受け取った及川が抑えて無失点で7回を終えた。
才木は5回には直球が自己最速タイの157キロを計測した。
才木は降板後に「毎回ランナーを出していいリズムをつくることができなかったのですが、得点を許さないという部分ではなんとか粘れてよかったと思います。野手のみんなにいい守備で助けてもらいましたし、しんどい場面でしのいでくれた及川にも感謝です」とコメントした。