
<日本生命セ・パ交流戦:オリックス2-5広島>◇3日◇京セラドーム大阪
オリックスは交流戦初戦で黒星を喫した。
広島からFAで加入した九里亜蓮投手(33)が、古巣に初回からつかまった。無死二塁で小園に右翼線への先制二塁打を浴び、さらに4番末包に2点目の右前適時打を許した。二ゴロ併殺で2死後、モンテロの右前適時打で3点目。初回だけで4連打を含む7安打3失点。今季最短の5回12安打4失点(自責2)で降板した。「攻撃につながるようなピッチングができず、申し訳ないということしかありません」と悔やんだ。
チーム打率2割6分2厘で12球団最強だった打線は、6回2死一、二塁から杉本裕太郎外野手(34)の右翼線への適時二塁打で1点を返した。だが、反撃はここまでだった。