
<中日1-4巨人>◇30日◇バンテリンドーム
中日木下拓哉捕手(33)が左太もも裏を負傷し、出場選手登録を抹消されることとなった。
9回無死一塁の打席で遊ゴロ併殺の際に一塁へ全力疾走し、その後、左太もも裏を手でさすりながら厳しい表情でベンチに引き上げた。試合後、井上一樹監督(53)は「ちょっときついかもしれんな」と苦々しい表情で明かした。
病院から球場へ戻ってきた木下は「最短で戻ってこられるように頑張ります」と悔しそうに話した。
木下はここまで38試合に出場。この日は代打から守りについたが、35試合でスタメンマスクをかぶり打率2割4分1厘、2本塁打、8打点。チームは連勝がストップし借金は5。頼れる正捕手離脱の緊急事態となった。