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【阪神】右翼佐藤輝&左翼森下の新布陣でサヨナラ勝ち「ベストと判断すれば当たり前」藤川監督


阪神タイガースは倉敷で行われた対DeNA戦で今季初のサヨナラ勝ちを収め、首位を守った。試合は0-0のまま延長11回に突入し、代打糸原健斗のヒットを皮切りに無死満塁のチャンスを作り出した。最後に森下翔太が押し出し四球を選び、勝利を決定付けた。この試合では右翼に佐藤輝、左翼に森下という新布陣で臨んだが、守備の面でも活躍を見せた。藤川監督は「チームにとってベストな形」と新布陣の可能性を示唆した。33,434人の観客が詰めかけた倉敷で、阪神は直近1週間で3度目の延長戦を制し、強さを確かにした。

阪神対DeNA DeNAにサヨナラ勝ちし、ナインを出迎える阪神藤川監督(中央)(撮影・藤尾明華)

<阪神1-0DeNA>◇27日◇倉敷

阪神が今季初のサヨナラ勝ちを決め、首位を守った。0-0の延長11回、先頭の代打糸原健斗内野手(32)のヒットからチャンスを作り、最後は森下翔太外野手(24)が押し出し四球を選んだ。右翼佐藤輝、左翼森下の新布陣で臨んだ一戦。序盤からDeNAバウアーに苦しめられる展開だったが、実数発表後最多となる3万434人の観客が見守った倉敷で、最後は笑顔の幕切れとなった。

   ◇   ◇   ◇

年に1度の倉敷で虎党の歓声が響いた。両者無得点で迎えた延長11回無死満塁。森下は粘りも見せてカウント3-2で8球目を迎えた。外角に大きく外れたボールを見逃して押し出し四球。今季初となるサヨナラ勝利だ。鋭い眼光を飛ばしたままバットを放り投げて喜びを表現した。

「なんとか外野フライでも1点入るケースだったので。そういう気持ちでいった。倉敷でホーム開催で勝ちを見せることができて良かった」

虎の主役たちはポジションが違っても元気だった。開幕から全試合右翼スタメンの3番森下は23年7月29日広島戦(甲子園)以来2年ぶりの左翼守備に就いた。25日中日戦(バンテリンドーム)ではプロ初の左翼を守った佐藤輝は、この日は22年以来に元定位置の右翼でスタメン。左翼と右翼が逆でも白星をつかみ連勝を決めた。

森下はいきなり初回から守備で魅せた。1死二塁で左翼ファウルゾーン方向に高く上がり風で戻された飛球を定位置から激走して捕球。「甲子園に戻ってみてレフトを守る機会があれば最大限のプレーができるように準備したい」と力を込めた。佐藤輝も3回は無死一、二塁からDeNA牧の高く上がった飛球をフェンス際でしっかりつかんだ。5回は先頭バウアーの落ちそうな打球を前進してキャッチ。守備でもわかせた。

藤川監督は「キャンプから常にやってきていますから、この形がどうなっていくかはわからないですけど、チームにとってベストな形と判断すれば、もちろんこういう形を取るというのは当たり前です」と説明した。試合はDeNAバウアーに苦しめられてスコアボードにゼロが並んだが、直近1週間で3度目となる延長戦の末に待っていたのは今季初のサヨナラ勝利。首位を走る虎が倉敷でも強さを示した。【塚本光】

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