
<ガーディアンズ-ドジャース>◇26日(日本時間27日)◇プログレッシブフィールド
ドジャース山本由伸投手(26)が、今季6勝目をかけて先発。6回まで2失点の好投を見せ、勝利投手の権利を手にした。
大谷翔平投手(30)の19号先頭打者弾で先制した直後の1回は、先頭クワン、続くネーラーをスプリットで連続の空振り三振。2死から主砲ラミレスはカットボールで二ゴロに打ち取り、上々の立ち上がりを見せた。
2回は先頭マンザードを直球で空振り三振、トーマスをスプリットで空振り三振、シュニーマンを左邪飛に仕留めた。
3回は先頭アリアスに四球を与えると、続くマルティネスに右前打。無死一、二塁からウィルソンに犠打を決められると、1番クワンの遊ゴロの間に1点を失った。それでもネーラーを空振り三振に仕留め、1失点で切り抜けた。
4回は先頭ラミレスを中飛に打ち取るも、マンザードの二ゴロをキム・へソン内野手(26)が失策。暴投で1死二塁となり、トーマスを四球で歩かせた。逆転の走者を出すも、シュニーマンを遊ゴロ併殺に打ち取り、ピンチをしのいだ。
勝利投手の権利がかかった4-1の5回は、先頭アリアスを遊ゴロ、マルティネスを中直、ウィルソンを右飛に打ち取り、わずか7球で3者凡退に仕留めた。
6-1とリードが広がった6回は、1番クワン、ネーラーを連続の空振り三振。2死からラミレスに二塁打を許すと、マンザードに右前適時打を浴びた。トーマスは中飛に打ち取り、追加点は許さなかった。
6回までの最速は96・3マイル(約155キロ)だった。
今季は試合前時点で、10試合に登板して5勝3敗、防御率はリーグトップのメッツ千賀滉大投手(32)に次ぐ1・86をマークしている。前回登板20日(同21日)のダイヤモンドバックス戦では、7回を1安打2四球無失点9奪三振と快投した。