
<ガーディアンズ2-7ドジャース>◇26日(日本時間27日)◇プログレッシブフィールド
ドジャース山本由伸投手(26)が、6回2失点で今季6勝目をマークした。
1回に大谷翔平投手(30)の19号先頭打者アーチで先制。直後に2三振を奪う3者凡退スタート切った。2回までに4奪三振を記録すると、3回は四球と安打でピンチを招くも、自らの好フィールディングもあり1失点で切り抜けた。
4回は味方の失策と四球で再びピンチを背負うも、シュニーマンを遊ゴロ併殺。勝利投手の権利がかかった4-1の5回は、3者凡退で難なく乗り切った。
山本は6-1の6回も続投。2者連続三振を奪ってから連打で失点したが、6回を88球、3安打2四球2失点7奪三振の好投を見せた。
これで今季は11試合で6勝3敗、防御率は1・97とし、リーグトップのメッツ千賀滉大投手(32)に次ぐ同2位をキープした。
【山本の一問一答】
-前回Dバックス戦で投げてから今日のピッチングは
「また毎週毎週、気持ちを切り替えて、あまり前回のピッチングを持ち込むことなくというか、そういった意識で毎週やってるので。またこの新しい試合に挑むということで、また新たな気持ちでマウンドに上がりました」
-キャッチャーのスミスとはどんなゲームプランを
「もういつも通りバッターを見て、それに合った試合の中で、もちろん変更はありますけど、いつも通りの話し合いをして、いつも通り試合に入っていきました」
-スプリットが多かった
「ただ、バッターにあった配球をしただけというか。特に意識して増やしたわけではないですかね」
-3回のバント処理は
「本当はサードでアウトにするのを狙ってたんですけど、ちょうどいいところにバントを決められてしまったので。とりあえず1つ(アウトを)取れるように頑張りました」
-大谷のライブBPを見てどうだったか
「見ててすごく楽しかったです」
-何か感じたことは
「楽しかったです」
-前回登板の110球から中5日。うまくコンディション調整できている
「そうですね。しっかり5日の中で体調も試合で投げるとこまで持ってこられてますし。その中で練習もしっかりできてますし、いい5日間を過ごして、毎週試合に挑めてるかなと思ってます」
-リカバリーとトレーニングのバランスは
「投球の強さだったりは、やっぱり試合の翌日から試合に近づくにつれて、少しずつ体も回復して強く投げていけるようになりますけど。トレーニングは毎日同じ、基本同じようなトレーニングなので。その中で自然と疲れが取れていって、試合に向けてどんどんどんどん、調子が上がっていくという感じですかね」
-3回のバント処理でアクロバティックな動き。バランスを崩れそうだが
「ちょっと心拍数もすごく上がりますし、その後は落ち着いて投げることは意識しました」
-今日は虫がすごかった
「本当に虫が嫌いだなと思いました」
-対策は
「何もなくて、なんか虫よけも効かないみたいに言ってたので、我慢しました」
-投げてる時も虫がきた
「いや、来ましたよ。子供の頃は虫好きだったんですけど。本当に嫌いだなと、今日は思いました」
-日本ではあったか
「たまにありましたけど、仙台とか。でも本当に何度か、数えられるぐらいの経験というか」
-2試合連続で好投
「いいピッチングができたのはすごくうれしく思いますし、いつも助けてもらうこともとても多いので。少しでもチームの一員として貢献できてるのはすごくうれしく感じます」
-登板の時に大谷の援護が
「本当に心強いです」