
<メッツ-ドジャース>◇25日(日本時間26日)◇シティフィールド
全米が注目した「千賀VS大谷」は、3打数1安打1本塁打1三振に終わった。
千賀滉大投手(32)は、5勝目をかけたマウンドで、大谷翔平投手(30)は「1番DH」でスタメン出場。第1打席は大谷が1ボールから低めの94・8マイル(約153キロ)の直球を捉え、右翼席へ飛び込む18号先頭打者アーチとした。打球速度は108・2マイル(約174キロ)、飛距離は411フィート(約125メートル)、角度は31度だった。
第2打席は3回1死、千賀が2ストライクから高めの95・4マイル(約154キロ)の直球でバットを振らせ、3球三振に抑えた。
第3打席はメッツが3-1とリードした5回1死一塁、カウント1-2から外角のフォークでタイミングを外し、浅い中飛に打ち取った。
千賀と大谷の対戦成績は、NPB時代に22打数5安打2本塁打、13三振。メジャーでは、23年に1打数1安打2四球。昨季は公式戦での対戦はなく、ポストシーズン(PS)で2打数1安打1打点だった。
千賀は5回1/3を101球、5安打4四球1失点5奪三振。最速は96・8マイル(約156キロ)だった。防御率を1・46とし、ナ・リーグトップを維持。同2位はドジャース山本由伸投手(26)の1・86で、日本人投手がリーグ最優秀防御率争いを繰り広げている。