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【ソフトバンク】山川穂高「天才だと思った人」2000安打の楽天浅村を“天才”と表現するワケ


楽天の浅村栄斗内野手(34)が、プロ野球で平成生まれ初となる通算2000安打を達成しました。ソフトバンクの山川穂高内野手(33)は、浅村を「天才」と評価し、かつてのチームメートとしてその打撃技術の高さを称賛しました。西武時代には、しばしば共に打線を形成し、「AY砲」として知られていました。その時代を山川は「浅村さんは技術の高い人」と振り返ります。浅村の偉大さは耐久性にも及び、11年から14年連続で100試合以上出場し、過去9シーズン連続で全試合出場を果たしています。山川は浅村のボディーコントロールやケガを回避する能力にも注目し、この記録を公に称賛しています。現在はそれぞれの道を進む2人ですが、浅村の偉業は相手チームになっても大きな敬意をもって祝われています。

通算2000安打を達成しヒーローインタビューに臨む楽天浅村(撮影・垰建太)

ソフトバンク山川穂高内野手(33)は、平成生まれでは初の2000本安打を達成した楽天浅村栄斗内野手(34)を「天才」と表現する。

「天才です。浅村さんは。僕が数少ない『天才だ』と思った人です」

1学年上の先輩にあたり、西武時代のチームメート。優勝した18年は3番浅村、4番山川の並びでONに並ぶ計14度のアベック弾を決めた。打点は2人で251打点(浅村127打点、山川124打点)。最強の「AY砲」として、打線をけん引した間柄だ。当時を山川はこう振り返る。

「(西武時代に)3番を(浅村が)打ってる時は僕に回って来る前に打点を稼いじゃってましたからね。自分も負けないように頑張っていましたけど。体勢を崩されても、タイミングが合ってようがなかろうが、ヒットコースにもっていく。ほんとうに『技術の高い人だな』っていうのは当時から思ってました」

過去4度の本塁打王、同2度の打点王を獲得した球界屈指のアーチストも、浅村の優れた打撃技術を認める1人だった。

さらに、浅村はプロ野球選手として最も大事な要素を持っていると証言する。それはケガなどによる離脱がないことだ。レギュラーに定着した11年以降は14年連続で100試合に出場。さらに昨季まで9シーズン連続で全試合出場を続けた。山川は「ボディーコントロールが抜群です。(プレー中に)危ないって思う時があるんです。その察知能力、回復力がプロ野球選手にとって一番大事なことができている人なのかなって思います。ケガをしないでずっとグラウンド立ち続けるのはすごいですよ」と言う。

山川はソフトバンクへ、浅村は楽天にそれぞれ移籍した。かつての「AY砲」も、今では同じパの世界でしのぎを削り合う。「敵のチームになっても、ずっと見ていましたし」と山川は意識してきた。それだけに、プロ野球史上56人目の大偉業を心から祝福しているに違いない。【佐藤究】

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