
<ロッテ2-1日本ハム>◇18日◇ZOZOマリン
日本ハムは3連勝目前で白星がスルリと手中からこぼれ落ち、今季2度目のサヨナラ負けを喫した。
1点リードの9回に登板した守護神の田中正義投手(30)が誤算。2番藤岡、3番藤原を打ち取ったが、4番ソトに右中間のホームランラグーン席へ運ばれる同点6号ソロを被弾した。
勝利まであと1死の状況から追いつかれると、延長12回に7番手の山本拓実投手(25)が1死一、二塁とされ、西川にサヨナラ打を浴びた。
先発した達孝太投手(21)はプロ最長となる7回を投げて2安打無失点と快投。試合前半は6メートル前後、6回以降は10メートル前後となった強風の中でフォークがさえ渡り、自己最多の8奪三振。降板までに打線の援護がなく、2勝目は逃したが、「前回登板よりも三振を奪えて、内容はよかったと思います。ただ同じ打者に四球2つはダメでした」と振り返った。
ロッテ先発のボスを打ち崩せなかった打線は0-0の9回に途中出場の浅間大基外野手(28)が二塁打で出塁。細川凌平内野手(23)が犠打を決め、1死三塁から清宮幸太郎内野手(25)が先制の適時二塁打を放った。さらに1死三塁と追加点のチャンスがあったが、フランミル・レイエス外野手(29)が三振、万波中正外野手(25)が投ゴロとたたみかけられず。延長11回も2死二、三塁のチャンスをつくったが、万波が遊ゴロに倒れた。