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敵将うなった「彼だけ、まさに別世界」大谷翔平16号で単独キング レアな1発が打撃絶好調を証明


大谷翔平がエンゼルス戦の8回にシーズン16号本塁打を放ち、メジャーリーグで本塁打数の単独トップに立ちました。大谷は3試合連続でホームランを打ち、ドジャースでは初の達成となりました。この一撃は古巣エンゼルスのワシントン監督を驚かせ、その力強い打撃を称賛されました。大谷は3打数2安打1打点と活躍し、チームメイトや監督からもその打撃力を高く評価されています。この試合では、右投手の内角低めカットボールを捉えた稀有な本塁打を記録しました。

エンゼルス戦8回に3試合連続となる16号本塁打を放ったドジャース大谷翔平(AP)

<ドジャース2-6エンゼルス>◇16日(日本時間17日)◇ドジャースタジアム

【ロサンゼルス(米カリフォルニア州)16日(日本時間17日)=斎藤庸裕】ドジャース大谷翔平投手(30)が今季初の3戦連発をマークし、本塁打数でメジャー単独キングに躍り出た。古巣エンゼルスに「1番DH」で出場し、3打数2安打1打点。8回に2点差に詰め寄る16号ソロ本塁打を放ち、ヤンキースの主砲ジャッジ、フィリーズのシュワバーを抜いて両リーグ単独トップに立った。右投手のカットボールで内角低めゾーンを捉えての本塁打はメジャー通算241本塁打で2本目。レアな1発が打撃絶好調を証明した。

   ◇   ◇   ◇

大谷は、真っすぐ高く飛んでいった打球を見上げた。角度27度、打球速度114・9マイル(約185キロ)。理想的な放物線を描いた当たりが、一直前にバックスクリーンへ飛んでいった。今季初の3戦連発弾。5月は14戦で9本塁打の驚異的なペースで量産する大谷の打撃に、間近で目撃するド軍の同僚も酔いしれた。古巣エ軍のワシントン監督も「彼だけ、まさに別世界を生きている」とうならせるほどの、強烈な一撃だった。

3点ビハインドの8回1死、1ストライクから右腕ゼファジャンの内角低めカットボールを打ち返した。直前の1球目、同じ球種でほぼ同じコースのボールを引っ張り、ファウルとなった。捉えた2球目は、さらに内角ギリギリのゾーンで、同じようなスイングをすれば、ファウルになる。わずかな修正を施し、お手本のようなセンター返しで捉えた。右投手の内角低めカットボールを本塁打にしたのは、23年7月23日の1度だけ。メジャー通算241本塁打でわずか2本という、レアな本塁打だった。

この日は、試合前に顔なじみの元同僚らと交流し、いつも以上に笑顔も多かった。大谷にとって、メジャー初年度から6年間在籍し、二刀流の礎を築いた球団は特別なチームに変わりはない。ドジャース移籍1年目の昨季も6月下旬、本拠地でのエンゼルス戦で2試合連続本塁打を放ち、前カードから続いて3連発をマーク。偶然かもしれないが、打撃絶好調と古巣戦の時期が不思議と重なる。

3打数2安打でチームを鼓舞したが、投打がかみ合わず、完敗。それでもロバーツ監督は「今彼はボールがとてもよく見えている。全ての面で期待以上のことをやってくれている」と大谷の打撃を称賛した。今カード2戦目となる5月17日は、昨年からロサンゼルス市が制定した「ショウヘイ・オオタニデー(大谷翔平の日)」。ベテラン左腕カーショーの復帰戦と重なり、翌日18日には岩手・花巻東高の先輩でもある菊池雄星との直接対決を迎える。注目が続く中、さらなる弾みをつけた。

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