
<ドジャース2-6エンゼルス>◇16日(日本時間17日)◇ドジャースタジアム
ドジャース大谷翔平投手(30)が、古巣エンゼルス戦に「1番DH」でスタメン出場した。第4打席で、3試合連続の16号アーチを放った。1-4の8回1死で、1ストライクから内角低めのカットボールを完璧に捉え、中越えアーチ。打球速度114・9マイル(約185キロ)、飛距離416フィート(約127メートル)の強烈な一打だった。
それでもドジャースに快勝したエンゼルスのワシントン監督は、大谷に今季初の併殺打を打たせるなど好投した先発右腕コハノビツを「彼のシンカーが非常に有効で、今夜は素晴らしい投球をしてくれた」と称賛。先制2ランのモンカダ、2打点を挙げたシャヌエルら攻撃陣も「どの得点も貴重なものだった。我々にはこれらの点が必要だった。ドジャースのようなチームが相手だと、なおさらだ」とねぎらった。
ただ大谷については「オオタニは別世界から来た選手。彼だけ、まさに別世界を生きている」と脱帽した。