
<フィリーズ8-4パイレーツ>◇16日(日本時間17日)◇シチズンズバンクパーク
フィリーズのブライス・ハーパー内野手(32)が、現役8人目の通算1000打点を記録した。
「2番一塁」でスタメン出場すると、0-0の5回1死一、三塁で左前へ先制の適時打。この打点がメジャー通算1000打点目となり、現役8人目の偉業を達成した。7回1死満塁から押し出しの四球も選び、この日2打点目も記録。4打数3安打2打点1盗塁と、チームの中心選手として大活躍した。
現役ではフレディ・フリーマン(ドジャース)、ポール・ゴールドシュミット(ヤンキース)、ノーラン・アレナド(カージナルス)、アンドリュー・マカッチェン(パイレーツ)、ジャンカルロ・スタントン(ヤンキース)、カルロス・サンタナ(ガーディアンズ)、マニー・マチャド(パドレス)に次ぐ8人目の快挙となった。
ハーパーは10年ドラフト1位(全体1位)でナショナルズから指名。12年4月にメジャーデビューを果たすと、15年には42本塁打で本塁打王のタイトルを獲得した。19年オフにフィリーズへ移籍すると、メジャーを代表するスラッガーとして、昨季までに通算336本塁打を放った。
今季は打率2割4分8厘、7本塁打、25打点、7盗塁。OPS(出塁率+長打率)は.799としている。