
阪神大竹耕太郎投手(28)が17日の広島戦(甲子園)に先発する。2度目の登板で、今季初勝利を目指す。
一番の敵は揺れ動く5月の空かもしれない。天気予報は雨。その雨男ぶりから「大雨降太郎」のグッズが登場するほど。
16日、甲子園で調整した大竹は「もういいですね…」と苦笑いした。
「2時間に1回ぐらい天気予報を見ています。午後の降水量は0(ミリ)になったり、2になったり。『自分の日』だと思って、雨をプラスに捉えて投げていけたら。午前中は、めちゃくちゃ降るっぽいんですけど、気持ちを切らさず準備したい」と、雨天時のメンタル対策も慣れたものだ。
下肢のコンディション不良で出遅れ、今季初登板だった5月1日の中日戦(バンテリンドーム)は5回3失点。
「現状の状態でどうやって試合は抑えていくか。毎週、状態を良くする取り組みをして、試合では結果を求めていく。(甲子園は)もちろん一番投げやすい球場。雰囲気も含めて好きな球場なので。ホームゲームで投げられるのをプラスに捉えたい」と話した。