
<ドジャース19-2アスレチックス>◇15日(日本時間16日)◇ドジャースタジアム
ドジャース大谷翔平投手(30)が今季初の1試合2本塁打を放ち、メジャートップタイに並んだ。
本拠地でのアスレチックス戦に「1番DH」で出場し、7-2の3回1死一、二塁で逆方向へ2試合連続となる14号3ラン。そして4回1死一塁から中越えに2打席連発となる15号2ランを放った。
1試合2本塁打は、3本塁打を放って「50-50」を達成した昨年9月19日のマーリンズ戦以来。15号はヤンキースのアーロン・ジャッジ、フィリーズのカイル・シュワバーと並んでメジャートップとなった。2回には犠飛を放ち、5打数2安打で今季最多の6打点。今季打率3割1分、15本塁打、28打点、OPS1.082とした。
ロバーツ監督は試合後の会見で、大谷の打撃について「低めのチェンジアップをホームランにして、もう1本ホームランになりそうな打球もあった。素晴らしいプレーをしている。みんな彼の去年のパフォーマンスを見たと思うけど、ショウヘイはショウヘイらしい打撃をしている。驚くほど全く驚かないよ」と称賛。自身のボブルヘッドデーでの活躍には「ボブルヘッドの日によく打つから、もう少し(配布日を)増やさないと。(1シーズンで)4、5回じゃ足りないね」と笑った。
指揮官は下位打線の働きにも言及。「9番二塁」で出場したキム・ヘソンが3打数3安打、2四球で5出塁し上位打線につなげた。「走者がいた方がショウヘイとの対戦は難しくなる。キムは出塁する能力があり、そしてスピードもあって盗塁もでき、上位打線にうまくつなげている」と、たたえた。