
<日本ハム7ー0オリックス>◇15日◇エスコンフィールド
日本ハム宮西尚生投手(39)が880試合連続リリーフ登板を果たし、プロ野球新記録を打ち立てた。
0-0の7回2死三塁、玉井に代わり3番手で登板。オリックス西川を二ゴロに打ち取り、無失点でしのいだ。ベンチに戻ると、新庄剛志監督(53)から「みや、みや!」と呼びかけられ、花束を受け取った。大型ビジョンは、記録更新を祝福する画像に切り替わり、オリックスファンからも拍手が贈られた。
ヒーローインタビューでは、始球式を務めた俳優中島健人(31)からマイクを向けられた。
【宮西のヒーローインタビュー】
-どんな気持ちでマウンドに
「やべえな~と思いながら、(マウンドに)立ちました」
-新記録達成です
「今日は新記録ということで。『宮西一色』かと思えば、『中島一色で』」
-宮西投手一色でございます
「いやもう本当に、そういう(中島に)来ていただいたタイミングで、記録が達成できたっていうのもまたうれしいなと思います」
-最高のコンディションに持っていく秘訣(ひけつ)は
「公にはあまり言いたくないんですけど。ブルペンでは本当、だらけてます」
-本当ですか
「なるべく試合は見ながら、緊張感を持たず。一気に爆発させるというか、気持ちを爆発させるためにも、普段はリラックスして待機してます」
-私もステージに立つ時は緊張しない方がよろしいでしょうか
「いや、しっかりアップされた方がいいと思います」
-宮西投手ならではの
「そうですね。だから、あまりまねはしてほしくないです」
-ファンの皆さまへ
「本当に今日は皆さんの新たな、日本ハムファンの記録が誕生した日です。僕だけの記録じゃないので、皆さんみんなで喜び合いましょう。ありがとうございました」