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キム・へソンが超ファインプレー 山本由伸の失点防ぐ 本拠地デビュー戦で好守に能力を発揮


ドジャースのキム・ヘソン内野手が、本拠地デビュー戦で見事なプレーを披露し、ファンを沸かせた。彼は「9番二塁」でスタメン出場し、第1打席で内野安打を記録。その守備では、5回表でのピンチをスライディングキャッチと好送球によって救い、投手の山本由伸を助けた。キムは、エドマンの故障によりメジャー初昇格を果たし、早速その存在感を示している。韓国プロ野球キウムから移籍したキムは、MLBルーキーとしてのデビュー戦で試合前まで打率3割を超える活躍を見せている。

本拠地デビューを飾ったドジャースのキム・ヘソン(AP)

<ドジャース-アスレチックス>◇14日(日本時間15日)◇ドジャースタジアム

ドジャースの金慧成(キム・ヘソン)内野手(26)が、好守で山本由伸投手(26)を救った。

「9番二塁」で、本拠地ドジャースタジアム初出場初スタメン。2回の第1打席で内野安打を放つと、守りでも本拠地を沸かせた。

2-2の5回に山本が勝ち越しを許し、なおも2死二塁のピンチで、打者ウリアスが山本の足元を抜けるゴロを放った。中前に抜ける適時打かと思われたが、キムが二塁ベース後方の芝生でスライディングキャッチ。一塁にも好送球を見せ、ピンチを救った。山本もグラブをたたいて喜んだ。

キムは、右足首の炎症で負傷者リスト(IL)入りしたトミー・エドマン内野手(29)に代わって、2日(同3日)にメジャー初昇格。同日のブレーブスで守備から途中出場すると、3日(同4日)には、代走でメジャー初盗塁を記録した。5日(同6日)マーリンズ戦で、メジャー初安打を記録した。

試合前時点で打率3割4厘、0本塁打、2打点、2盗塁を記録している。

韓国プロ野球キウムからポスティングシステムで1月にドジャースに移籍。3年総額1250万ドル(当時のレートで約19億3750万円)で、2年間の球団オプション付きの契約を結んだ。4年連続で打率3割越えの実績があり、期待されたが、オープン戦では低迷。15試合の出場で打率2割7厘、1本塁打と結果が出なかった。

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