
<日本ハムー楽天>◇10日◇エスコンフィールド
日本ハム万波中正外野手(25)が、2点を追う5回無死満塁の好機に左翼ブルペンへ、自身2本目の豪快なグランドスラムを放った。2回の2ランに続くこの日2本目のアーチで、リーグトップの第9号。「真っすぐを仕留められました。最低限、犠牲フライという気持ちでしたが、一番良い結果になってよかったです」。4年連続の2桁本塁打に王手をかけた。
4回には先発の加藤貴之投手(32)が、楽天村林一輝内野手(27)に満塁弾を食らっており、“満弾返し”で逆転に成功した。
同カードは昨年6月21日の対戦で、日本ハムのフランミル・レイエス外野手(29)が7回に満塁弾を放った後、楽天フランコ内野手(32)が8回にグランドスラムを“お返し”していた過去があり(試合は延長12回引き分け)、今度は日本ハムがやり返す形となった。