
松井秀喜氏(50=ヤンキースGM特別アドバイザー)が主砲離脱の危機にある巨人にエールを送った。7日、東京都稲城市のジャイアンツタウンスタジアム(Gタウン)で行われたイースタン・リーグDeNA戦で始球式に登場。その前には新人時代から自身も練習に励んだ川崎市のジャイアンツ球場も久々に訪れた。
たまたま再会したのが、前日6日の阪神戦(東京ドーム)で左肘を負傷して長期離脱が決まった岡本和真内野手だった。「あいさつだけですね。たまたま擦れ違って」と明かした。
「岡本くんは特にね、けがしてちょっと心配ですけどね。彼の場合は代わりがいない選手だと思いますので、そういう意味では心配ですけど」とおもんぱかりながら、視線は上に。「でもこの状況でもね、今はまだ首位と1ゲーム差。まだまだペナントレースは先が長い。我慢する時期は我慢して、勝負どころで去年のぱっと力強く抜け出してほしいなとは思ってます」と期待を寄せていた。