
<巨人1-7阪神>◇6日◇東京ドーム
巨人が連敗を喫し、今季の東京ドームでの阪神戦は5戦5敗となった。
初回から、チームに激震が走った。巨人岡本和真内野手(28)がアクシデントに見舞われて、そのまま途中交代した。先頭近本の左前打で無死一塁。続く中野の三塁へのバントを処理した三塁手・浦田の送球がそれて、中野と交錯した。岡本は左肘付近を抑えて、顔をしかめてグラウンドに倒れ込んだ。トレーナーに付き添われベンチに引き揚げ、そのまま負傷交代。一塁には秋広優人内野手(22)が入った。
阿部監督は試合後、岡本について「長期離脱にちょっとなりかねないかなあという感じかな。多分ダメだね」と明かした。さらに「(病院に)行って検査はもう終わってます。時間はかかるだろうという診断だったみたいなので」とも付け加えた。
先発の井上温大投手(23)は3回8安打6失点(自責2)でノックアウトされた。1回1死三塁から森下の左前適時打で先制点を献上すると、なお2死一、二塁から小幡に右越え適時二塁打を浴びた。2回には森下の2ランで2失点。登板最終回の3回には2死一、二塁から近本に2点適時三塁打を許し「早いイニングでマウンドを降りてしまい申し訳ないです」とコメントした。