
巨人の公式Xが7日、更新され、試合前の全体ミーティングの様子を公開した。
同日、開幕から32試合4番で先発した岡本和真内野手(28)が左肘の筋損傷のため登録抹消された。
選手の前に立った阿部慎之助監督(46)は「和真は本人も痛いし、チームも痛いんだけど、ここをみんなで一丸になるチャンスだと思ってやっていこう。本人も一番つらいだろうし、いろいろなものを背負ってやってくれてたと思う。みんなその気持ちをちゃんとくんであげて、何とか戻ってくるのを待って、何とか辛抱して、みんなで頑張っていきたいと思っている」と訓示した。
話し終えると、「今日はスペシャルゲストが来ているので喝を入れてもらいます」と紹介。巨人OBの松井秀喜氏(50=ヤンキースGM特別アドバイザー)が登場した。
松井氏はスーツ姿で拍手で迎えられた。「チームは4番がいなくって大変な時期だと思います。ただ、まだ5月始まったばかりですし、現在も首位と1ゲーム差なので。ペナントレースってすごい長いので、その間にいいときも悪い時もあります。ケガ人で選手を欠くことも普通にあることですから。そういう中で、みんな日々一喜一憂することなく、自分がどうやって試合に臨むか、どう準備するか。その繰り返し。自分の準備、そしてユニホームを着た時はチームが勝つためにいいプレーする。これは当たり前のこと。いいチームは何人か欠けても力の発揮できるチーム。監督、コーチ、選手、みんなで気持ちを新たにして頑張ってください。昨年達成できなかった日本一、期待してます」とあいさつした。