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【背景】西武外野陣が固まりつつある中でモンテルが支配下登録された理由 戦略上大事なピースに


西武ライオンズは7日、育成契約3年目のモンテル外野手と支配下選手契約を結んだことを発表しました。チームは現在、1軍の外野陣に若手選手を迎え入れ、彼らの未知数の体力とパフォーマンス向上が求められています。特に、モンテルはその守備走塁能力からチーム内での需要が増加。DH制のないセ主催の交流戦のため、1塁と左翼に新たなスタメン布陣が予想されていますが、モンテルのスキルが活かされる場面も増える見込みです。モンテルは右打ちの外野手で、代打や代走、一塁守備も可能であり、ヤクルトへ移籍した山野辺の役割も引き継ぐ可能性があります。チーム内での不調選手や怪我人の影響もあり、モンテルに好機が巡ってきています。

西武モンテル(2023年10月撮影)

西武は7日、育成契約3年目のモンテル外野手(25)と支配下選手契約を締結したと発表した。

1軍の外野陣は左翼にルーキー渡部聖、中堅にリードオフマンの西川が定着し、右翼は打撃で苦しみながらも長谷川が守備も含めてアピールしている。

一方で「その次」が必要といえた。3人ともフルシーズンの戦いが体力も含め、未知数ともいえる。4月の渡部聖の故障時には平沼のスタメン出場が増えたものの、ベテラン栗山が打率1割少々と苦しんでおり「代打平沼」のカードも必要性を増してきた。

松原は好調を維持できず、内外野ともに守れる仲田もいまだ無安打。コンディション不良で出遅れた平沢も、2軍で安打が増えてこない。22年ドラフト1位の蛭間や昨季支配下登録された奥村らも好調時にはまだ遠く、守備走塁にレベルが高いモンテルの需要が上がりつつあった。

チーム内では新たな動きも始まっていた。不調で2軍調整中のセデーニョは2軍戦でスタメン一塁を守る試合があった。1軍では開幕以降、DHのみだった。

4番候補セデーニョの復調が大前提とはなるものの、DH制のないセ主催の交流戦をしっかり勝つためには一塁セデーニョ、左翼ネビンのスタメン布陣が予想される。

2軍では同様に仲田が一塁を守るケースもあった。代走→守備固めを想定しての動きだろう。同じようにネビンへの代走→守備固めが必要になった場合、モンテルの能力が重宝される可能性が高い。

右打ちの外野手で、代打も代走も一塁守備もできる-。本来ならそこには岸がぴたりと当てはまる。

しかし岸が左太もも裏を肉離れし、順調に回復はしているものの戦列復帰にはまだ時間がかかる。

明るさと華やかさがあり、ヤクルトへ移籍した山野辺のムードメーカーぶりも引き継げる。この上ない流れでモンテルにチャンスが巡ってきた。【金子真仁】

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