
<UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL):インテル・ミラノ4-3バルセロナ>◇6日(日本時間7日)◇準決勝第2戦◇ミラノ(イタリア)
過去3度優勝のインテル・ミラノ(イタリア)がバルセロナ(スペイン)に延長の末に4-3で競り勝ち、2戦合計7-6として2季ぶりの決勝進出を果たした。インテル・ミラノは敗退寸前だった2-3の後半追加タイムに37歳のDFアチェルビが決めて追い付き、延長前半9分に途中出場のMFフラッテージ(25)のゴールで勝ち越した。
チーム最年長の37歳DFアチェルビが劇的な同点ゴールを決めた。右サイドからドゥムフリスが粘り強く抜け出してグラウンダーのクロスを送ると、前線に攻め上がっていたDFアチェルビが右足でニアサイドを打ち抜き、欧州CL初ゴールを挙げた。
欧州CLの決勝トーナメントで37歳85日でのゴールは、2011年にマンチェスター・ユナイテッドのMFライアン・ギグスがマークした37歳148日に次ぐ年長2位の記録となった。
ベテランDFは3バックの中央で120分間フル出場。インザーギ監督は「アチェルビは試合終盤に自ら攻撃に回った。失うものは何もなかったので、私は止めなかった。守備で素晴らしい活躍を見せているし、今夜は我々に決定的なゴールをもたらしてくれた」とたたえた。