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【西武】西口監督は10失点降板の上田大河の左ほおに触れながら「先発投手」の心意気を説いた


西武ライオンズの上田大河投手は、ソフトバンクとの試合で5回10失点を喫し、2軍再調整が決まった。試合後、西口文也監督は上田に対して「堂々とマウンドを降りてほしかった」と激励。初回に4失点しうつむいた上田を心配し、さらに5回の4失点時にも奮起を期待したが結果は振るわなかった。上田は序盤からストライクが取れず苦戦し、監督から「開き直って攻める姿勢が必要」と指摘された。上田は「励ましの言葉を受けて、今後は堂々とプレーしたい」とコメントした。

西武対ソフトバンク 5回表を投げ終え西武西口監督(左)と言葉を交わした上田(撮影・宮地輝)

<西武0-10ソフトバンク>◇6日◇ベルーナドーム

西武の西口文也監督(52)が5回終了後、10失点で降板した上田大河投手(23)の左ほおを指でさわるしぐさをした。

「初回まず4失点してマウンドから降りてくる時に、下向いて降りてきてたんで。ああいう時は4点取られてしまったけども、そこでうつむいて下向いて帰ってくるんじゃなくて、あそこはもう堂々とマウンドを降りてきてほしかった」

さらに。

「10失点ということもあって、マウンドから降りてくる姿が常に元気がない、顔に覇気がなかったんで。そこは何点取られようが堂々として帰ってこいよ、というところですね」

4回まで6失点。「相手にどう向かっていけるかを見たい」と5回も上田を続投させた。本人にも「最後、5回は3者凡退で抑えて堂々と帰って来いよ」と伝えた。しかし先頭打者からの四球で、そこから4失点。堂々と帰れなかった。

上田は2軍再調整となる。厳しい現実を知った。

「また下に行ってもらって、そこでしっかり先発としてやっていってもらおうと思います。今日でいうとボール先行すると、ストライク取りに行こうとしてなおかつそこで入らない。ある意味、今日なんて開き直ってどんどん勝負してくれれば良かったんですけど、ちょっと小さくなりすぎてるかなと」

囲み取材を終えた西口監督は「上田の顔見てたら、もう、こんな…」と肩を落とすしぐさをした。戦いは続く。【金子真仁】

西武上田(5回10失点)「自分も初回からあんな結果で堂々とできなかったんですけど、西口さんには励ましというか、下を向くんじゃなく堂々と投げてくれと言われました」

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