
<巨人1-7阪神>◇6日◇東京ドーム
阪神藤川球児監督(44)が、交錯プレーで途中交代となった巨人岡本和真内野手(28)を思いやった。
1回表無死一塁の阪神の攻撃で、中野拓夢内野手(28)が犠打。三塁からの送球を一塁手の岡本がつかんだが、ミットが駆け込んだ中野と接触。左手がもっていかれるような形になり、岡本はもんどり打って倒れた。
試合後、中野の途中交代は大事を取ってかと聞かれた指揮官は「トレーナーの方から、もしかしたら何かあるかもしれないし、そのままかもしれないということですけど」と話したあとに「交錯のプレーっていうのは中野もそうだし、巨人の岡本選手にしてもあんなプレーは起こってほしくないなと思いながら。初回から気が重くなったプレーですね」と神妙な面持ちで続けた。