
バルセロナのフリック監督(60)が欧州チャンピオンズリーグ(CL)の大一番に向け、「体調はいいので、必要に応じてベンチに入る準備ができている」と負傷欠場が続いているレバンドフスキのメンバー復帰を示唆した。
バルセロナは6日にアウェーで行われる欧州チャンピオンズリーグ(CL)準決勝第2戦でインテル・ミラノと対戦する。この大一番の前日にフリック監督が記者会見に出席したもようをスペイン紙アスが伝えた。
フリック監督はまず、シーズンの重要なこの時期をお祭りのように過ごす若い選手たちをどのようにコントロールしているかという質問を受け、「選手たちにプレッシャーをかけるべきではないと思う。我々は2つのタイトルを獲得したが、シーズンの初めには誰も、我々が今どうなっているかを分からなかった。我々は楽しみたいと思っているし、今そのようになっている。(※フリック監督の前に記者会見に応じた)ダニ・オルモが“お祭り”と言ったのは間違いなくそのことを意味していると思う」とコメントした。
続いて、第1戦で大活躍したインテルのダンフリースを抑えるためにDF陣の変更があるかを聞かれ、「スタッフと一緒にあらゆることを分析し、もっとうまく守る必要がある。いくつか変更を行うかもしれない。私が話せるのはここまでだ」と答えた。
エースのレバンドフスキについては「体調はいいので、必要に応じてベンチに入る準備ができている」と説明した。
そしてヤマルがインテルとの第1戦と同じようなパフォーマンスを発揮できるかという質問に対しては「私にとってはチームがすべてだ。もちろん例外的な選手がいるのは事実だし、ラミン(ヤマル)は天才だ。やることすべてが素晴らしい。まだ17歳だが水曜日の試合は我々の逆襲を助けてくれた。彼はそれを常に示さなければいけない。我々は決勝に進みたいと思っているし、全員がベストを尽くす必要がある」と言及した。(高橋智行通信員)