
バルセロナは25日、国王杯決勝に向けた招集メンバーを発表し、ドイツ代表GKテア・シュテーゲン(32)が久々の復帰を果たした。
バルセロナは26日にセビリアで開催される国王杯決勝でレアル・マドリードと対戦する。タイトルの懸かる大一番の前日、招集メンバー22人を発表した。その中で注目となったのは、医師の試合出場許可が下りたテア・シュテーゲンが約7カ月ぶりに招集メンバー入りしたことだ。
テア・シュテーゲンは昨年9月24日に行われたスペインリーグ第6節で右膝膝蓋腱(しつがいけん)断裂の重傷を負い、今季絶望と報じられていた。それ以降、長きに渡るリハビリを経て、シーズン終了まで約1カ月となる中、待望のメンバー復帰を果たしている。
しかし復帰して間もないため、その代役を務めるためにバルセロナにやって来たシュチェスニーが引き続きレギュラーの座を占めることになりそうだ。
テア・シュテーゲンが復帰したことにより、クラシコに向けた負傷者はレバンドフスキ、バルデ、ベルナル、カサドの4人となっている。(高橋智行通信員)