
<明治安田J1:鹿島1-0町田>◇3日◇第14節◇カシマ
FC町田ゼルビアは敵地で鹿島アントラーズに惜敗し、9位に順位を下げた。 風下の前半は終始押し込まれ、同39分に先制を許した。DF岡村大八(28)は「前半は時間をドブに捨てたような45分だった」と表現し、悔しがった。
後半は押し込んだが1点が遠かった。FW相馬勇紀は左サイドからチャンスを狙ったが、封じられ「相手の方が能力として高かった」と完敗を認め、言葉少なに会場を後にした。
直近5試合で4敗と調子が上がらない。黒田剛監督は「内容的に悪くなかっただけにすごく残念な敗戦だった。一瞬の隙を与えずにやりきっていかないと拮抗(きっこう)したゲームをものにするのは難しい」と唇をかんだ。