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【鹿島】田川亨介が移籍後初得点「このゴールは自分の中で特別」苦しみ悩むも愚直さ貫く


鹿島アントラーズのFW田川亨介がFC町田ゼルビア戦で移籍後初ゴールを決め、チームを今季2度目の4連勝に導いた。この試合で田川は前半39分に見事な連係プレーから得点を挙げ、自身の長い無得点期間を終わらせた。このゴールは彼にとって「特別」であり、今後のさらなる活躍への自信を深めた。田川は昨夏加入以来、負傷や無得点で苦しい時期を迎えていたが、努力と献身性を忘れずに練習に取り組み続けた結果、ついに成果を出した。鬼木監督も田川の努力と試合での存在感の向上を評価し、チーム全体が一体感を持って厳しい状況でも見事に連勝を取り戻したことを称賛している。

鹿島田川亨介(2025年2月15日撮影)

<明治安田J1:鹿島1-0町田>◇3日◇第14節◇カシマ

鹿島アントラーズFW田川亨介(26)がホームFC町田ゼルビア戦で移籍後初ゴールを決め、チームを今季2度目の4連勝に導いた。

背番号11に待望の得点が生まれた。前半39分、自陣でMFチャブリッチが自陣から持ち運び、左サイドのFW鈴木優磨に展開。オーバーラップしたDF安西幸輝がボールを受けると左足クロスを供給し、ゴール前で田川が合わせてゴールネットを揺らした。多くの人が連動したビューティフルゴールだった。

「パスコースが最後見えて、幸輝くんと目があったので、絶対来るというのを信じて入って、いい当て感でいれられたかなと思います」

好連係をしっかりと締めくくった。昨夏加入したが、負傷もありここまで無得点。「本当にずっと苦しい時間を過ごしてきたし、今年もなかなか取れなくてずっと悩んでたんですけど、この1ゴールというのはすごく自分の中でも特別ですし、これからさらに波に乗っていけるようにやっていきたい」とかみしめた。

サポーターからの期待も感じていた。無得点でも見放さずに送られた声援に感謝する。これまで5クラブを渡り歩いたが「今日取れたのは、本当に他のチームではない喜びというか、うれしさはありました」。

悩んだ時期も「守備から全力やらないと自分のところに(ボールは)返ってこない」と言い聞かせ、献身性という武器を忘れず、愚直に練習に取り組んだ。鬼木達監督からも「折れずに努力を続けたことがこういう形になったのかな。本当にゲームの中で少しずつ存在感を増していっている」と評価された。

チームは公式戦4連敗後、見事に立て直して連勝街道に再び投入した。田川は「全員が本当に同じ方向を向いてます」と一体感を強調。終盤の相手の猛攻を全員で耐えしのだ。ケガ人続出の非常事態でも「鹿島らしい」勝ち方で首位をがっちりキープした。【佐藤成】

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