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【湘南】「粘ればチャンス転がっている」後半ATにFW池田昌生が決勝弾「意思疎通して戦った結果」


湘南ベルマーレが、町田GIONスタジアムで行われた明治安田J1第12節で、アディショナルタイムに劇的な決勝ゴールを挙げて1-0でFC町田ゼルビアに勝利した。試合は0-0で迎えた後半追加タイム3分、途中出場のFW池田昌生がFW福田翔生からのパスを受け、右足で押し込みゴールを決めた。池田は「勝利のためにやるだけだった」と語り、感情を爆発させてアウェイサポーターと喜びを分かち合った。湘南はこれにより2連敗を脱し、シーズン成績を5勝2分け5敗に戻した。

町田対湘南 後半、ゴールを決め駆け出す湘南池田(撮影・宮地輝)

<明治安田J1:湘南1-0町田>◇25日◇第12節◇町田GIONスタジアム

湘南ベルマーレが、後半のアディショナルタイム(AT)に劇的な決勝点を挙げ、FC町田ゼルビアに競り勝った。

0-0で迎えた後半追加タイム3分。途中出場のFW池田昌生(25)が、FW福田翔生(24)からのパスを右足で押し込んだ。

「勝利のためにやるだけだった。みんなが意思疎通して戦った結果」

そう誇るゴールに感情を爆発させ、アウェーのサポーター席に駆けて喜びを分かち合った。

前半から相手に押し込まれる展開が続いたが、粘り強く守り抜いた。今季初得点が決勝点となった池田は「粘ればチャンスは転がっている」とうなずいた。

湘南は直近2試合連続で完封負けを喫していたが、連敗を2でストップ。クラブ史上初のJ1開幕3連勝で首位に立った後、大きく後退していたが、この敵地星で今季の成績を5勝2分け5敗の五分に戻した。12位から再び浮上していく。【藤塚大輔】

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