
<ブレーブス1-2ドジャース>◇2日(日本時間3日)トゥルイスト・パーク
ドジャースのデーブ・ロバーツ監督(52)が、今季4勝目を挙げた山本由伸投手(26)の投球を、「ノーヒッター級」と絶賛した。
山本は3番の強打者オズナに対して2四球を与えたものの、速球の制球力に加え、スプリット、カーブなど変化球もキレがあり、ブ軍打線を圧倒した。
6回2死まで無安打投球を続けたが、2番ライリーに二塁打を浴び、これが初安打となった。
6回1安打無失点、6奪三振で今季4勝目を挙げた山本についてロバーツ監督は「スプリットが素晴らしかった。前回登板はそこまでキレがなかったが、今日は制球が戻って、スプリットも効果的だった」と評価。ノーヒットノーランが頭をよぎったか、との問いには「ちょっと思った。ライリーが、それを破ってしまったけど。でも、今日の彼(山本)はノーヒッター級だった」と称賛した。
敵地10連戦の初戦を任されたマウンドで、この日は91球で交代。連戦が続き、チーム休養日を挟まないため、次回登板は中5日で8日(日本時間9日)のダイヤモンドバックス戦となる見込みだ。