
<ブレーブス1-2ドジャース>◇2日(日本時間3日)◇トゥルイスト・パーク
ドジャース山本由伸投手(26)が、6回無失点の好投で4勝目を挙げた。
立ち上がりから完璧な投球を続け、5回まで無安打6奪三振2四球。2-0の6回2死から、ライリーに初安打となる二塁打を許したが、続く主砲オズナをカーブで三ゴロに仕留めた。
6回を91球、1安打2四球無失点6奪三振の好投。打球速度170キロを超える2度の強襲打にも対応し、リーグ1位の防御率は0・90とした。試合前には3、4月の月間最優秀選手にも初選出された。
【山本の一問一答】
-カーブが好投の要因か
「カーブをすごく調子よく、いいところに投げられたので、いいピッチングができたと思います」
-オズナは最も手ごわかったか
「やっぱりパワーのあるバッターなので、特に気を付けて投げたんですけど。少しずついいボールも何球かありましたけど、うまく見逃されてフォアボールを2つ出してしまったので、そこはちょっと悔しかったです」
-ノーヒットノーランは意識したか
「なかなか9イニングまでいくっていうのが難しいことなので、あまり考えてなかったですね」
-前回は5回3失点で負け投手。今日のピッチングは大事に
「基本的には毎週同じ気持ちで、同じ調整をしてます」
-ストライクゾーンで攻めるのがうまくいっている。制球が良くなったか
「もともとストライクゾーンで、どんどん勝負していくスタイルだったので。より自分のピッチングができてる証拠かなと思います」
-スミスとのコンビも去年よりうまくいっているか
「僕が去年はとにかく、なんて言うんだろうな。ストライクゾーンにうまく投げられる球種が少なかったり、良い調子の試合が少なかったので、すごい迷惑をかけるというか、すごく困らせること多かったんですけど。今年は安定した状態で、良いボールをどの球種も投げられてるので、それがうまくいってるかなと思います」
-試合前に月間MVPの発表
「すごくうれしく思いますね。事前に知らされてなかったので、僕もネットで知りましたけど。そういう感じかと思いました」
-いつ知ったか
「試合前に」
-4月は移動日の翌日の登板が多かったが、秘訣(ひけつ)は
「確かに、なんて言うんだろう。いい割り切りを持ってというか、その前日に移動があることは、もう事実でしかないので。それをなんて言うんだろうな、特にマイナスな感情を持たずっていうか、とにかく割り切って。こういうもんだというように、とにかくそこに対してマイナスな感情を持たず、調整しました」
-今日はボール球を降らせる確率が約40%。感覚をつかめたか
「いいコースを狙って、ミスじゃないですけど、なんて言うんだろうな、決まったらちょうどいいところ。ちょっとずれても、ボール気味にいく時は、すごくいい調子の時なので。それがミスして真ん中にいったり、長打を打たれたりするときは、あんまり良くないときというか。そういう感覚はありますね」
-ピッチャーライナーが2度。守備の意識は
「いや、まあまあまあ、ある程度はありますけど。たまたま、たまたま。(打球が)見えなかったです」
-ストライク先行を意識
「ストライク先行することと、ファーストストライクを取るっていうのは、すごく基本的なことだなと思います」
-相手のスプリットの反応は
「まあまあまあ、そうですね。どうでしたかね。いいバッターもいれば、うまく打ち取れなかったバッターもいますし」